墓石の種類やデザイン
墓所形態について
洋型が71%と、圧倒的な人気となっています。お墓を購入するあたり洋型のお墓が多い民営霊園を選ぶ傾向にあることに加え、全体的に洋型のお墓が増加していると思われます。また、洋型のお墓は和型に比べて使用する石材が少ないため、これが墓石価格低下の遠因となっているとも考えられそうです。
洋型人気の影で確実に指示を拡大しているのが「納骨堂・永代供養墓・樹木葬」です。近年、着実に割合を伸ばしてきています。なお、これまで微増傾向を維持していたデザイン墓は、減少に転ずる結果となりました。外観で個性を表現するブームはいったん下火になり、普遍的なデザインに回帰しつつあると言えそうです。総合的に、ご購入者様のお墓への意識、お墓に求めるものが少しずつ変化してきているようです。
和型の墓石
古くから立てられ、日本のお墓の多くを占める伝統的なお墓です。構造としては一番上に棹石、次に上台石、中台石、そして一番下に下台石(芝石)という敷石を置き、四段構造とするのが、一般的です。
和型の墓石デザイン
洋型の墓石
公園墓地や芝生墓地の出現によって造られるようになり、近年は人気も高まっている墓碑です。横幅が広く、安定感があり、見た目もモダンで格調高い形になっています。
洋型の墓石デザイン
オリジナル墓石
自分らしさを大切にした、オリジナルデザインのお墓です。
寿陵が増えた昨今では、生前に自分自身でお墓を建てます。こうした建墓者の慣性や価値観に合った、その人らしいデザインのお墓を建てることができます。
また、故人との思い出や大切にしていたものを形にし、「いつでも逢いたい」、「先祖を大切にしたい」という供養の心を石に刻むことで、一緒に過ごした日々をいつでも思い出せると、大変お喜びいただいております。
両家墓
夫婦の家をひとつにまとめて祀るお墓です。長男・長女同士の結婚など、お墓を継ぐ人がいない家族のためにできたお墓です。
娘の嫁入り先と一緒に建墓するなど、寺院墓地の場合は姓が違うと納骨を拒まれたりしますが、メモリアルサービスがご紹介する霊園では以下の写真のように自由に行えます。
その場合は、両家で家名を刻んでもよし、何も刻まずに好きな言葉を刻むことも可能です。
ぜひ一度、メモリアルサービスまでご相談下さい。
個人墓
個人を祀るお墓。他人が入ることはありません。近年では自分の好きなものを模した形を生前に建てる方が増えています。
夫婦墓
夫婦を祀るお墓。子供がいない・娘ばかりで跡取りがいないなど、お墓を継ぐ人がいない夫婦のためのお墓です。
家族墓
子孫へと受け継がれていく、もっともポピュラーな様式。
納骨のたびに墓誌や墓碑に戒名などを記していきます。