お墓はいつ建てればいいのでしょう?最近では、生前にお墓を建てる人も増えるなど、選択肢が広まっています。今回は一般的なお墓を建てる時期と、生前にお墓を建てる際のポイントをご紹介します。
お墓はいつ建てるの?
お墓を建てる時期は法律などで決まっておらず、基本的に自由に建てることができます。建てる時期には大きく2つあり、
- 亡くなってから建てる。
- 生前に建てる。
に分けられます。それぞれの特徴について見ていきましょう。
亡くなってから建てる
亡くなってからお墓を建てるケースは、現在でも多くみられます。亡くなった直後に建てる場合もあれば、亡くなってからしばらくたって建てるケースも。この場合、一周忌や三回忌などの時期にあわせてお墓を建てることが多く、気持ちの整理がついた段階で親族などと相談して決めるとよいでしょう。
生前に建てる
近年多くなっているのが、生前にお墓を建てるケース。お墓の種類や場所など、個人の希望を叶えるため、あらかじめお墓を建てておきます。生前の時期に建てる理由として、亡くなったあとにお墓のことで家族を悩ませたくないといった、家族への思いやりも選ばれる理由のひとつです。
詳しくチェック「生前にお墓を建てる」
では、お墓建てる時期のうち「生前にお墓を建てる」ことについて、より詳しく見ていきましょう。
生前にお墓を建てていいの?
そもそも、生前にお墓を建ててよいのでしょうか?最初に法律上の問題はないとご紹介しましたが、生前にお墓を建てることは、縁起の面でもよいとされています。
生前の時期にお墓を建てることを、「寿陵(じゅりょう)」と呼びます。寿陵は家に福を招き、長寿が約束されるとされており、非常に縁起がよいものです。生前にお墓を建てることに悩まれている方は、縁起のよさも参考材料にしてみましょう。
生前に建てるメリット
生前にお墓を建てるメリットをみていきましょう。メリットには以下の3点があげられます。
- 自分の希望を叶えられる。
- 家族への負担を減らせる。
- 節税対策につながる。
まず、自分の希望や趣向にあったお墓を選ぶことができます。お墓の形や建てる場所など、生前の時期に時間をかけて選ぶことができるのは大きなメリットです。
次に、家族への負担を減らせる点。お墓選びは、家族にとって想像以上の負担となります。残された家族への負担を少しでも減らせる点も、重要なメリットのひとつです。
最後に節税対策。生前にお墓を建てると、そのお墓には相続税がかかりません。お墓を建てるには少なくない金額が必要なため、あらかじめ節税対策としてお墓を建てておくのもよいでしょう。
お墓選びは建てる時期をよく検討してみる
お墓を建てる際は、亡くなったあとはもちろん、生前に建てることができるなど、お墓を建てる時期に選択肢があります。それぞれのメリットなどを検討することで、最適なお墓を選ぶ判断材料とすることができます。
お墓選びをお考えなら、メモリアルサービスにお声かけください。メモリアルサービスでは、お墓選びに関するさまざまなお手伝いをさせていただきます。大切なお墓選びのサポートを、ぜひメモリアルサービスに。