改葬は、お墓に埋葬されている遺骨を別のお墓に移して供養することで近年メディアでも多く取り上げられています。厚生労働省発表によると、2007年以降、改葬許可数は年間7万件台がほぼ横ばいで推移しており、高い改葬ニーズがうかがえます。 では、お墓を改葬するにはどの様なケースがあるのでしょうか
石碑と納骨してあるお骨すべてを移動
もともと建っている石碑も納骨しているお骨もまるごと、新しい墓所へ移す方法です。石碑もそのまま引越しをするため、新しい墓所にお墓ごと移せるかどうか、希望場所の寸法など確認する必要があります。お墓ごと移すため元の墓所は更地に戻します。
納骨してあるお骨すべてを移動
新しい墓所に新しい石碑をつくり、納骨しているお骨のみを新しい墓所に移す方法です。元のお墓は撤去して更地に戻します。
複数ある骨壷の一部を移転
新しいお墓をつくり、骨壺の中の引越ししたいご遺骨だけを、新しいお墓に移す方法です。石碑も新しいものを用意します。元の墓所はそのまま残ります。
そのほかに、お骨を分けてその一部を新しいお墓へ移す「分骨」という方法もあります。
お墓が田舎にありお参りに行くのに大変だったり、交通の便が悪いなど改葬の理由は様々ありますが、書類を集めたり申請したりといろいろな手続きが必要になります。
メモリアルサービスでは、お墓を建てる際に役立つ情報をご提供しています。墓石に関して気になることがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。