お葬式はいざというときに慌てないためにも、前もって準備しておくことが大切です。喪主の選定や、葬儀プランの決定など、準備しておく案件は複数あります。今回は、お葬式の準備についてみていきましょう。
知っておきたい「お葬式」4つの準備
家族などに病状がすぐれない人がいる場合などは、いざというときに備えてお葬式の準備をしておく必要があります。今回はお葬式の準備として、知っておきたいポイントを4つにまとめました。それぞれの項目ごとにみていきましょう。
1.喪主を決めておく
お葬式の準備でまずしておきたいのが、喪主を決めること。喪主は故人との関係から優先順位が決まっています。当日になって確認しなくて済むよう、あらかじめ確認しておきましょう。
<喪主の優先順位>
- 故人の配偶者
- 長男→次男→三男
- 長女→次女→三女
- 故人の両親
- 故人の兄弟・姉妹
2.訃報を伝える連絡リストを作成しておく
次に、故人がなくなった訃報を伝えるための、連絡リストを作成しておきましょう。親族はもちろん、故人が生前親しくしていた友人や知人など、あらかじめ連絡先を確認しておく必要があります。「連絡先がわからず、あとから知った…」とならないよう、連絡リストを作成しておきましょう。
連絡する担当を決めておく
あらかじめ連絡する役を割り振っておくと、慌てることが少なくなります。例えば「親族一同は長男が」、「友人関係は長女」、「仕事関係は○○さん」など、担当を決めておくと連絡もれの心配も減らせます。連絡する際は、訃報だけを伝えるのか、参列の案内まで伝えるのかも決めておきましょう。
3.葬儀プランを決める
お葬式の準備でもっとも気を配るのが、葬儀プランの決定です。まず、お葬式に参列する人を決める必要があります。親しい人のみで行うのか、一般の方にも参列していただくのか決めておきましょう。参列する人が決まったら、人数や費用の上限を決めます。葬祭場の大きさなどを参考にしながら、具体的な数字を決めておきましょう。
宗派やご遺体の安置場所も決めておく
その他にも、故人の宗派や、ご遺体の安置場所も確認しておきましょう。とくに安置所の決定は、ご自宅なのかそれ以外なのかで、スケジュール調整に違いが出てきます。自宅での安置が難しい場合に備えて、葬儀社と安置場所の相談をしておくとよいでしょう。
4.葬儀社を決める
家族や親族で準備について話し合ったら、当日お葬式を行う葬儀社を決めましょう。葬儀社では、当日の対応だけでなく、準備段階からお葬式の相談を受け付けています。最近では、ホームページで詳しい案内をしている葬儀社もあるので、参考にするとよいでしょう。
前もって準備しておくことで故人を静かに送り出す
お葬式の準備には、確認しておきたいポイントが複数あります。いざというとき、パニックになって慌てないためにも、あらかじめお葬式のプランなどを決めて、故人を静かに送り出せるよう準備しておきましょう。
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