お墓掃除はなかなか作業する機会が少なく、掃除方法や道具などわからないことだらけ。今回はお墓掃除初心者の方にもわかるお墓掃除の基本を、「時期」「道具」「場所」の3つに分けてご紹介します!
時期
まず知っておきたいのは、お墓掃除の時期。「掃除はしたいけれど、なかなかするタイミングが見つからない…」という方は、次の時期を参考にしてみましょう。
- お盆 8月13~16日
- 彼岸(春) 春分の日前後7日
- 彼岸(秋) 秋分の日前後7日
この時期はお墓参りに訪れる人も多く、お墓を綺麗にしておくと墓参に訪れる人にも喜ばれます。もちろん月に一回など、定期的に掃除をされても大丈夫です。自分のライフスタイルにあった間隔で、お墓掃除に訪れましょう。
道具
お墓掃除に持っていくと役立つ、掃除道具は次のようなものがあります。
【お墓掃除に役立つ主な道具】
- タワシ
- スポンジ
- 歯ブラシ
- 墓用洗剤
- 雑巾
- バケツ
- ほうき
- 剪定ばさみ
では、実際にどのような点に気をつけて道具を使用するか、いくつか確認してみましょう。
タワシの傷に注意して細部は歯ブラシを使う
お墓掃除で墓石を洗うには、タワシを使うのが一般的です。しかしタワシは墓石の表面に傷をつけてしまう恐れがあります。傷をつけないためにも、やさしく洗うよう心がけることや、スポンジなどを使うのがおすすめです。名前の凹凸部分には、歯ブラシを使ってあげましょう。コケやカビを落とすのに役立つアイテムです。
ホウキなどで周辺の掃除を
ホウキはお墓の周辺を掃除するのに役立ちます。また、お墓の敷地内に木が植えてあるなら、剪定ばさみを持っていきましょう。木の枝が隣の敷地や、お墓の上にかぶさると邪魔なだけでなく見栄えもよくありません。
また、鎌や小さなスコップがあると雑草を取り除くのに役立ちます。お墓の周辺を綺麗にする道具を揃えておくことも、お墓掃除のポイントです。
場所
最後に、お墓掃除をする場所について見ていきます。お墓掃除をする場合は、お墓周り、墓石、周辺の木や雑草などを押さえながら掃除するのがおすすめです。
まず周辺から掃除して、最後に水洗い
では、具体的な掃除の流れを簡単に見ていきましょう。お墓掃除をするときは、周辺の木や雑草などを確認します。墓石本体を掃除することに気をとられ、周辺がおろそかにならないよう気をつけましょう。
次に、墓石を水洗いする前に、お墓周りの掃除をしておきます。これは流れ出た水で汚れが広がらないようにするため。周囲の掃除が終わってから墓石を洗うことで、より綺麗にお墓掃除が仕上がります。
「時期」「道具」「場所」を押さえて綺麗なお墓に
お墓掃除の基本となる、「時期」「道具」「場所」は確認いただけたでしょうか?お墓掃除はなかなか作業する機会がないので、戸惑うことが多いもの。ご紹介した基本となるポイントを押さえながら、綺麗なお墓を保ってあげましょう。
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